クズとしての生き方

今時流行らない赤裸々日記

いにしえの法に拠りて

紹介を受けた呼吸器科の病院に行ってきた。

数日前、あらかじめ電話で予約を取ろうとしたら、電話口の女性は横柄な態度で、「初診は予約制ではない。検査するかどうかは紹介状を医師が読んでから決める。とにかく午前中に来い。話はそれからだ」と言う。CTを撮ってもらうために紹介状を書いてもらったのに、検査は紹介状を見てから二回目以降になる、とのこと。

やれやれ。

しかし、実際に来院してみると、血液、レントゲン、CT、呼吸中の一酸化炭素を測る検査を受けた。話が違う。とはいえ、初診で検査が全部済むならありがたい。黙って従う。

なんだかんだで四時間半近くかかった。はっきり言ってへとへとだ。アレルギー検査もやるらしいのだけれど、次回にしてもらった。

検査の結果、血液、レントゲン、CTには異常無し。感染症ではないようだ。引っかかったのは、一酸化炭素。常人の倍の数値が出ているらしい。慢性的な喘息の可能性が高い、とのこと。喘息は今の医学では治せないので、ステロイドの吸引薬を使いながらうまく付き合っていくしかないようだ。

電話受付の事務は恐ろしく横柄で辟易したけれど、看護師も医師も感じが良く、こちらの話に真剣に耳を傾け、検査結果の数値を細かく説明してくれるので、好感が持てる。

俺の担当の医師は、四十歳くらいの女性で、ショートカットでスラリとした美人系。どんなセックスするのだろう、と想像しようとして、やめる。あまりにも無意味でバカバカしい。

会計する際、検査はしないと言われたので財布に5000円しか入っていないことに気付く。料金は9850円。思い切り足りない。足りない分は次回の支払いに回してもらう。

10時に病院に着き、帰宅したのは15時過ぎ。せっかくの休日なのに。

帰宅すると、息子は気持ちの問題で学校を早退してきていた。テレビでYouTubeを観ている。妻はベッドで昼寝。俺も疲れていたのでカーペットの上で寝てしまう。