クズとしての生き方

今時流行らない赤裸々日記

山手通りに風

仕事は休みだけれど、雨。妻は仕事。息子は夏休み中。息子はアホみたいにゲームばかりしている。ゲームを中断すると、YouTubeでゲーム配信の動画を観ている。テレビを占領されているので、俺は寝室でゴロゴロしたり、ゴルゴ13を読んだり。

川上未映子「夏物語」を読んでいる。面白い。やはり良質な小説は良い。俺はずーっと小説家になりたかったんだよなぁ、と昔のことをつい思い出してしまうことがつらいけれど。俺の小説なんて、村上春樹舞城王太郎の文体丸パクリで、テーマは世間知らずのガキが考えた頭でっかちなもの。そんな便所の落書きが面白いわけがない。

今でも、iPadを使って小説らしきものを書いたりすることはある。けれど、未完だし、誰かに見せられるようなものではない。37歳にもなってワナビーというか、自分の可能性の限界を受け入れられない、というのは、恥ずかしい。