クズとしての生き方

今時流行らない赤裸々日記

皇帝と共に北へ向かう

今日は仕事を休んでしまった。昨夜まではきちんと出勤するつもりでいたのに。

どうにか起床し、原付で駅まで行き、電車に揺られていると、何もかもがどうでもよくなってきた。乗り換えの駅で改札を出ると、すぐに職場に欠勤の連絡をした。ぼんやり改札を抜けていく人々を眺めながら、俺はこれから先どうやって生きていけばいいのだろうか、と考えた。

若い頃は、生き方に不安があっても、まだやり直せる、という余裕があった。まだ若いから大丈夫、まだ時間はある、と。いつのまにか37歳になり、妻と、10歳の息子と、年老いた両親と、借金だらけの生活と、クソみたいな自分の人生をやり直すには、あまりにも遅すぎる、ということに気付いた。「やり直すのに年齢は関係ない」なんて綺麗事だ。

 

帰宅し、スケボーを持って家を出て軽く滑った後、ラーメンを食べた。ねぎ味噌の異常な辛さのせいなのか、餃子の脂のせいなのか、食べ終わってすぐに店のトイレで吐いてしまう。久しぶりに吐いた。喉と鼻が痛い。

帰宅してジョジョを読んだり、石原希望のAVを観たりしているうちに眠ってしまい、妻に「いつまで寝てんだよ」と蹴り起こされたら19時だった。あっという間に一日が終わった。

まだ世界は終わっていない。