クズとしての生き方

今時流行らない赤裸々日記

こんなにも青い空の下で

人生二度目のコロナ陽性になり、十日間療養していた。一回目の時より症状は軽かった。39度近い発熱はあったものの、熱が下がってしまえば、味覚が無くなることも、咳で眠れなくなることもなく、気楽に過ごした。

どこでコロナをもらってきたのかは分からないけれど、発熱する数日前、出勤できず、頭の中のタガが外れて、ソープとピンサロをハシゴしてスケボーしまくった時かもしれない。

何度となく書いている通り、仕事を欠勤しまくっているせいで有給は使い果たしている。親からお金を借り、滞納している光熱費を払い、カードローンで買い物をして、自分から深い深い泥沼に沈み込みにいくような生活で、風俗をハシゴするなんて正気の沙汰ではないだろう。55500円も使った。今の俺にとっては引くほどの大金だ。

汗だくになりながら炎天下でスケボーして、ふと空を見上げた。空は馬鹿みたいに青かった。こんなにも青い空の下で、俺のようなクズにも生きている価値はあるのだろうか、と考えた。

ワークパンツのヒップポケットには、ソープとピンサロでもらった名刺。丸めて公園のゴミ箱に捨てた。